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2025年2月12日

経団連、副会長にトヨタの佐藤恒治社長が内定 筒井新体制をサポート

経団連の十倉雅和会長は2月10日、都内で開いた記者会見で次期副会長にトヨタ自動車の佐藤恒治社長らを内定したと発表した。5月7日の理事会を経て、29日の定時総会後に就任する。トヨタ出身者で経団連副会長に就くのは21年に退任した早川茂副会長以来、4年ぶりとなる。

経団連は十倉会長が退任し、後任には金融機関出身で初となる日本生命保険の筒井義信会長が内定している。経団連トップを多く輩出してきたトヨタから副会長を迎え入れることで、筒井新体制を支える狙いだ。

十倉会長は会見で、佐藤トヨタ社長の副会長選出理由について「モビリティ産業は日本経済を支える重要な基幹産業だ。トヨタも過去、経団連会長を輩出してもらい経団連活動で活躍されている企業である。活躍を期待している」と述べた。

経団連新副会長に内定したのは佐藤社長をはじめ、小川啓之コマツ社長、時田隆仁富士通社長、木原正裕みずほファイナンシャルグループ社長。任期は原則2期4年。副会長退任後、副議長を務める早川トヨタ副会長は退任する。

カテゴリー 人事
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞 2月10日掲載