2025年2月12日
ニトリが北海道でクラシックカー博物館 3年以内に開設へ 北海道科学大学がレストア
クラシックカー博物館の開設を目指す計画が北海道で始まった。家具販売チェーンを展開するニトリホールディングス(HD)は10日、北海道科学大学と包括連携協定を結び、同社が所有するクラシックカーを活用した博物館の構想を発表した。似鳥昭雄会長は「3年以内に開設したい」と語った。今後、場所の選定などを進める。
ニトリが2024年に入手した国内外メーカーのクラシックカー30台を北海道科学大がレストアし、博物館に展示する構想だ。似鳥会長は「札幌と小樽でクラシックカーがパレードする祭典も開きたい。クラシックカーを通じて北海道の発展に貢献できれば」と話した。
北海道科学大学は、日本初となる自動車工学系の短期大学として開学した短期大学部(旧自動車短大)を22年3月まで運営しており、これまでに蓄積したノウハウをレストアに活用する。同日の協定締結式では、日本国内では珍しい「N型フォード」(1906年製)のエンジン始動を披露した。
対象者 | 一般,自動車業界 |
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日刊自動車新聞 2月12日掲載