2025年1月16日
2024年の世界販売、トヨタの5年連続トップが確実に VWは2.3%減の903万台
フォルクスワーゲン(VW)グループは14日、2024年の世界販売台数が前年比2.3%減の903万台だったと発表した。23年に世界販売トップだったトヨタ自動車は、11月までの累計で985万台(ダイハツ工業、日野自動車含む)を販売しており、5年連続の世界首位が確実になった。
14日にVWがグループの販売実績を発表した。オリバー・ブルーメCEO(最高経営責任者)は「厳しい市場環境の中で900万台の車両を納入した。今年も新たに30モデルを市場投入する」とコメントした。
電気自動車(EV)は同3・4%減の74万台となった一方、プラグインハイブリッド車(PHV)は同5%増の27万台となった。
トヨタは、国内でグループも含めた認証不正発覚や品質問題に伴うリコール(回収・無償修理)による生産停止が影響したが、年後半にかけて挽回生産が進む。欧米では燃料高を背景にハイブリッド車の販売を伸ばしている。30日に24年の世界販売や生産実績を発表する。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞1月16日掲載