2024年11月29日
横浜ゴムとT2 自動運転トラック用タイヤ実証実施
横浜ゴムと商用車の自動運転技術を開発するT2(森本成城CEO、東京都千代田区)は、自動運転トラック用タイヤの要求性能を調べる実証実験を共同で実施すると発表した。自動運転によるタイヤの摩耗状態などを確認し、スペックの最適化や管理手法の確立に役立てる。
「レベル2」(高度な先進運転支援システム)のトラックを関東~関西間の高速道路上で走らせ調べる。期間は2026年3月まで。T2が全体のマネジメントと実験用車両の手配を担当する。横浜ゴムは、タイヤ供給と摩耗状態の検証を行い、開発データを収集する。
T2は来年以降から、大王製紙や食品大手が共同出資する物流事業者のF―LINE(エフライン、坂本次郎社長、東京都中央区)との実証も予定。「レベル4」(特定条件下における完全自動運転)の自動運転トラックの実用化を目指し、取り組みを活発化している。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞11月29日掲載