2024年11月08日
北陸信越運輸局 管内初レベル4、長野・塩尻市で自動運転車認可
北陸信越運輸局(佐橋真人局長)は、長野県塩尻市で運行している車両について道路運送車両法に基づき、運転者を必要としない「レベル4」(条件付き完全自動運転)の自動運転車として認可したと発表した。同運輸局管内では初認可だという。
同車両は、塩尻市での自動運転サービスの導入検討に向けて、塩尻市振興公社が運行主体となって塩尻駅と塩尻市役所間の約1.2㌔㍍を走行している。ティアフォー(加藤真平社長、名古屋市中村区)製の「ミニバス」でセンサーやカメラなどで自車位置や周囲の車両、歩行者などを認識しながら、あらかじめ決められたルートを最高時速35㌔㍍で走行している。
同運輸局は、この車両の自動運転装置ついて道路運送車両法に基づく保安基準への適合性を確認し、同車両に対して走行環境条件の付与を行い、運転者を必要としないレベル4の自動運転車として認可した。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞11月8日掲載