2018年2月5日
日本自動車輸入組合理事長、今年の輸入車市場 30万台規模維持の見通し
日本自動車輸入組合(JAIA)のペーター・クロンシュナーブル理事長(ビー・エム・ダブリュー社長)は30日、都内で会見し、2018年の見通しについて「前年を上回る着実な成長を期待する」と30万台規模の維持が見込めるとの見方を示した。その要因には次世代パワートレーンの導入や先進運転支援、コネクテッド技術の発展と進化を挙げた。
17年の新規登録台数は、前年比3・7%増の30万6088台となり、2年連続でプラスとなるとともに20年ぶりに30万台を超えた。台数は過去2番目の水準だった。9%だった登録車に占める外国メーカー車のシェアは「グローバルでは最低でも10%あり、成長の可能性は残っている」と期待を口にした。
また、自動車の税制改正については、19年10月に予定される消費税率10%への引き上げを挙げて「保有者の税負担が軽減されなければ、駆け込み需要と反動減が続くだけで国内自動車市場の成長は見果てぬ夢となる」と懸念を示し、登録車と軽自動車の格差是正とともに要望する。
日刊自動車新聞1月31日掲載
開催日 | 2018年1月30日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 日本自動車輸入組合(JAIA) |
対象者 | 自動車業界 |
リンクサイト | 日本自動車輸入組合ホームページ |