2024年10月11日
マツダ 3列シート旗艦SUV「CX-80」発売
マツダは10日、新型SUV「CX―80」を発売した。国内では2023年末に生産を終えた「CX―8」以来となる3列シートSUVで、電動化移行期の収益源と位置付ける「ラージ商品群」の第2弾となる。国内では旗艦SUVとして月販1400台を目指す。
国内向けは①排気量3.3㍑直列6気筒ディーゼルエンジン②同エンジンにモーター(出力12㌔㍗)を組み合わせたマイルドハイブリッド車(HV)③2.5㍑直列4気筒ガソリンエンジンとモーター(出力129㌔㍗)を組み合わせたプラグインハイブリッド車(PHV)―と3種類のパワートレインを展開する。後輪駆動をベースとする走行性能や内外装の質感の高さ、デザイン性を特徴に、輸入車からの乗り替えを含めて需要を開拓する。足元で苦戦する国内販売を立て直し、高付加価値車としてブランド価値を高める役割も担う。
毛籠勝弘社長は「家族や友人との遠出など、ユーティリティー性の高い商品として期待している。日本の美意識に基づくデザインなどで(欧州車との)違いを感じてもらえればよい」と語った。価格は394万3500円~712万2500円(消費税込み)。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞10月11日掲載