2024年10月03日
いすゞ 伊藤園、アイ・グリッド・ソリューションズとEVトラック配送実証
いすゞ自動車は9月30日、伊藤園とアイ・グリッド・ソリューションズ(秋田智一社長、東京都千代田区)とともに、電気トラック(EVトラック)の配送計画と充電時間の最適化などに向けた実証を10月から始めると発表した。アイ・グリッドのプラットフォームと、いすゞが持つ商用車情報基盤「ゲーテックス」を連携させ、電力需要のピーク時を避けて充電し、電気代を削減できる。2025年9月まで実証後、25年度内のサービス展開を目指す。
いすゞのゲーテックスは、車両の運行管理などを行うサービス。アイ・グリッドのプラットフォ―ム「リアルニューエナジー」は電力使用量の実績や予測データなどを蓄積する。これらのデータを組み合わせることで、施設の電力量がピーク値を超過しない充電計画をつくり、充電コストを抑えられる。普通充電の場合、1カ月の電力基本料金を1台あたり1万円削減できる見込みだ。実証は、伊藤園の浅草支店(東京都台東区)で稼働する「エルフEV」3台で行う。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞10月2日掲載