2024年9月30日
日産 栃木工場ゲストホール改装、ものづくり情報発信拠点
日産自動車は26日、栃木工場(栃木県上三川町)の見学者向けゲストホールを改装して公開した。2005年に情報発信拠点として開設し、生産車両や企業情報などをPRしてきた。開設以来初となる改装を機に、21年度に導入した次世代の生産技術群「ニッサンインテリジェントファクトリー(NIF)」による最新の生産手法などを来場者に紹介していく。
栃木工場は1968年に操業開始し、中・大型FR(後輪駆動)車の「ステージア」や「フーガ」などを生産してきた。21年にNIFを導入し、電気自動車(EV)「アリア」の生産もスタート。現在はアリアのほか「GT―R」「フェアレディZ」「スカイライン」を生産している。年間生産能力は19万3千台だ。
4月から改装工事に入り、26日オープンした。「体験を通じて日産のものづくりを身近に感じてもらう」をテーマに「プレス」「車体溶接」「塗装」「組立」「検査」のそれぞれの工程を見学者に紹介する。五月女峰行工場長は「ゲストホールを通じて日産のものづくりを発信していきたい」と語った。
カテゴリー | 展示会・講演会 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞9月27日掲載