2024年9月24日
スズキ 軽ハイトワゴンSUV仕様「スペーシアギア」発売
スズキは20日、軽自動車「スペーシアギア」を全面改良し、発売したと発表した。軽ハイトワゴン「スペーシア」をベースとしたSUV仕様で、内外装ともにアウトドアイメージのデザインを採用したほか、スペーシアと同様に後部座席の「オットマン」機能などを追加し、快適性を高めた。月販2千台を目指す。
新型モデルの開発テーマは「10マイルアドベンチャー」。短距離の〝日常使い〟でもアウトドア気分を味わえるという意味を込めた。内装では、シート表皮に山の稜線や歯車(ギア)、タイヤパターンなどをイメージした意匠を採用した。撥水加工シート、防汚タイプラゲッジフロアなどのスペーシアギア専用装備も採用した。外観は、先代モデルと同様の丸目LEDヘッドランプを採用。フロントグリルにはメッキブロックを用い、力強さを表現した。
23年11月に発売した新型スペーシアに備えるオットマン機能のほか、ステアリングヒーター、衝突軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」なども標準装備する。
先代モデル同様、マイルドハイブリッドのみの設定で、燃費は「XZ」の前輪駆動車(FF)が1㍑当たり23.9㌔㍍(WLTCモード値)。パワートレインはベース車と同様、自然吸気車がR06D型エンジン、ターボ車がR06A型エンジンで、それぞれCVT(無段変速機)を組み合わせる。
価格は「XZ」が、先代モデル比22万6600円高の195万2500円から、「XZターボ」が同23万4300円高の203万7200円から(ともに消費税込み)。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞9月24日掲載