2024年8月08日
軽自動車の世帯当たり普及台数 5年ぶり過去最高、トップは長野県
軽自動車の100世帯当たり普及台数が54.49台と5年ぶりに過去最高を更新したことが、全国軽自動車協会連合会(全軽自協、赤間俊一会長)のまとめでわかった。世帯数の伸びが鈍化した一方、新車販売の回復などを背景に軽保有が増加した。普及台数の首位は長野県(104.2台)だった。以下、鳥取県(102.7台)、島根県(101.8台)と続いた。
全軽自協は、住民基本台帳の世帯数(総務省調べ)と自動車保有台数(国土交通省調べ)を基に100世帯当たりの軽の普及台数を毎年、算出している。23年12月末は54.49台と、これまで過去最高だった18年12月末(54.41台)を上回った。前年比では0.21台の増加だった。
軽保有は3200万4406台(前年比0.8%増)で、世帯数は5873万8888世帯(同0.4%増)だった。19年から21年まで世帯数の伸びが軽保有の伸びを上回る構図が続いたが、22年に逆転し、23年も軽保有が伸びた。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞8月6日掲載