2024年7月26日
福島県自動車会議所 定時評議員会開催
福島県自動車会議所(佐藤良也会長)は、福島市で定時評議員会を開催した。2023年度の収支報告や、理事と評議員の補欠選任などを諮り、全議案を可決した。福島県タクシー協会の安齋文彦会長が理事に、同協会の西條勝敏副会長と福島県レンタカー協会の奥山正明専務理事が評議員に就任した。
23年度の県内の新車販売状況は、登録車が前年から7.3%増を記録したものの、軽自動車が同5.3%減だった。会議所の事業収入は、県税収納手数料や自動車検査登録印紙、自動車審査証紙などが前年から改善し、全体で7.2%の増収となり、予算達成率は計画を1.4%上回った。図柄ナンバーは、23年9月から交付をスタートしたいわき地方版を2344枚発行し、そのうち軽自動車が65.7%となった。
24年度の事業計画は、県内の交通事故件数が上昇傾向にあることから、交通安全運動や車両の点検整備推進運動などを重点施策として継続する。ドライバーや歩行者向けにメディアを通じた安全意識啓発の呼びかけを行うとともに、各団体が実施する交通安全対策事業へ協力する。事業収入については、新車と中古車供給が回復することを見込み、全体で前年から1.4%拡大する計画を立てる。
カテゴリー | 会議・審議会・委員会 |
---|---|
対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞7月26日掲載