2024年6月17日
宮城県自動車会議所 定時総会開催、広報啓発活動拡充へ
宮城県自動車会議所は、仙台市青葉区で「第59回定時総会」を開催した。任期満了に伴う役員改選では、石山稔会長を再任、新任の専務理事に遠嶋孝則氏が就いた。五代儀敦専務理事は退任した。
石山会長は「自動車関連業界を取り巻く環境は厳しい状況が続いているが、引き続き会員の皆さまとの情報共有などを通して、会員と業界の発展に努めていく。ともに困難に立ち向かっていきましょう」とあいさつし、諸問題への対応に意欲を示した。
2023年度事業では、広報、啓発活動の拡充につなげるためホームページを全面リニューアルした。自動車関係団体との連絡協調では、日本自動車会議所がタイムリーな各種問題をテーマに8回開催したリモート研修への参加を呼びかけ、会員への積極的な情報共有活動に取り組んだ。
2024年度の事業計画は3月の理事会で承認済み。総会後の理事会の互選で、会長以下3役を選任した。終了後には石谷俊史東北運輸局長、小野寺邦貢宮城県総務部長、岩淵正宏宮城運輸支局長らを来賓に招き、懇談会を開催した。会員各団体が直面する諸問題の解決に向けた要望など、活発な意見交換が行われた。中でも宮城県タクシー協会会長の高澤雅哉理事は、ライドシェアの進行について「まだまだ安全面の不安などもあり、共存は極めて難しい。全面解禁には反対」などと所感を伝えた。
カテゴリー | 会議・審議会・委員会 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞6月14日掲載