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自動車産業インフォメーション

2024年6月03日

自動車リサイクル促進センター 千葉・木更津市「道の駅」で啓発活動

自動車リサイクル促進センター(JARC、細田衛士理事長)は、道の駅のデジタルサイネージを活用した啓発活動に乗り出した。1日から「道の駅木更津うまくたの里」(千葉県木更津市)で、リサイクルを紹介する動画を流し始めた。放映は3年間の予定。効果などを精査しながら、他地域の道の駅での実施も検討していく。JARCではすでに、高速道路のサービスエリア(SA)や運転免許センターでの情報発信を行っている。この取り組みの輪を広げることで、リサイクルの認知拡大につなげる考えだ。

道の駅で流す動画は、使用済み自動車の部品や資源の再利用が、資源循環やSDGs(持続可能な開発目標)につながることを周知する内容とした。自動車ユーザーが負担しているリサイクル料金が、再資源化を支えていることも盛り込む。1回当たり約15秒で、1日に80回ほど放映する予定。デジタルサイネージは縦、横どちらも約2㍍の大きさで、施設の入り口付近に設置されている。

この道の駅は首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の木更津東インターチェンジ(IC)から近く、年間約200万人もの来場者数となっている。JARCでは高い集客力を生かし、より多くの人にリサイクルの社会的意義を伝えていく。

カテゴリー 社会貢献
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞6月3日掲載