2018年1月24日
政府、登録車のOSS申請値下げ 新規登録・継続検査 窓口経由は値上げ
政府は23日、登録自動車(排気量660cc超)の新車新規登録と検査(継続検査)に関する手数料の改定を決めた。
ともに自動車保有関係手続きのワンストップサービス(OSS)経由の申請は値下げし、窓口申請の場合は値上げする。4月1日から新手数料へ移行する予定だ。国土交通省としては、手数料に格差をつけることで、OSS経由の申請が増えることを期待している。
「道路運送車両法関係手数料令の一部を改正する政令」を同日、閣議決定した。26日に公布後、4月1日から施行する。対象となるのは登録車だけで、軽自動車や小型二輪車の手数料は変更しない。
新車新規登録の場合、現行700円の手数料をOSS経由なら500円にする一方、窓口申請は900円へ上げる。検査手数料も同じようにOSS経由は1100円から1千円へ下げるが、窓口申請は逆に100円上げる。登録と検査を伴う新車新規の合計手数料は、OSS経由なら1800円から1500円へ300円安くなる一方、窓口経由は300円高くなる。
継続検査も同じようにOSS経由と窓口経由とで200円の差を設けるが、保安基準適合証(保適証)と自賠責保険証書だけ電子化し、残りは窓口で手続きする「ハイブリッド申請」に関しては、来年度末までの経過措置として手数料を1100円のまま据え置く。
こうした手数料は「実費を勘案して決める」と車両法で規定されており、国交省はすでにOSS申請実績のある新車新規と継続検査に関する手数料について、事務処理に関する経費を踏まえ改定に踏み切った。
一方で、今後もOSSの利用拡大に向け、保適証の原則電子化に踏み切ったり、車検証(自動車検査証)の電子化などを検討していく考えだ。
日刊自動車新聞1月24日掲載
開催日 | 2018年1月23日 |
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カテゴリー | 会議・審議会・委員会 |
主催者 | 政府 |
対象者 | 自動車業界 |
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