自動車技術会（大津啓司会長）は８日、「人とくるまのテクノロジー展２０２４横浜」の開催概要を発表した。パシフィコ横浜（横浜市西区）とオンラインを併用して開く。会場を広げ、過去最高となる約５９０社の出展と約６万人の来場を見込む。

世界初公開の技術が１５件、日本初公開が１４件あり、電池や水素関連の新技術も披露される。主催者企画として、「英知を集結しよう！カーボンニュートラル、その先の循環型社会へ」をテーマに、講演や展示を行う。自動車メーカーの担当者による講演や、出展社による製品、技術紹介のセミナーも開く。

初出展は、前年より４０社多い５６社となった。電気自動車（ＥＶ）や自動運転関連のスタートアップが多い。展示会企画会議の山本一哉幹事は「技術者同士の交流の輪が実現できることは喜ばしい」と語った。

会場での開催は２２～２４日の３日間。オンラインは１５日～６月５日まで。名古屋展示会は７月１７日から愛知県国際展示場（愛知県常滑市）とオンラインを併用して開催する

日刊自動車新聞5月9日掲載