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2024年4月17日

首都圏の自動車メーカー系整備専門学校 24年度入学式開催

首都圏にある自動車メーカー系の整備専門学校は9日までに、2024年度の入学式を開いた。前年に比べて国家二級自動車整備士資格の取得を目指す学科の入学者が増加した学校が目立った。一方、国家一級課程の入学者数はおおむね横ばいか微減だった。

トヨタ東京自動車大学校(上田博之校長、東京都八王子市)は9日の入学式で、計456人の新入生を迎えた。内訳は「1級自動車科」83人、「自動車整備科」200人、「国際整備科」40人、「1級専攻科」35人、「スマートモビリティ科」36人、「トヨタセールスエンジニア科」17人、「ボデークラフト研究科」1人、「ボデークラフト科」44人。上田校長は新入生代表にエンジニアウエアを手渡し、「一緒に夢の実現に向かって頑張ろう」と激励した。

日産横浜自動車大学校(井出泰男校長、横浜市旭区)には、計139人が入学した。「一級自動車工学科」は45人だったものの、国家二級課程の「自動車整備科」は前年の約5割増となる94人に増えた。4日の入学式で、井出校長は「知力と人間力を身に付け、大いに成長してほしい」と呼び掛けた。

ホンダテクニカルカレッジ関東(勝田啓輔校長、埼玉県ふじみ野市)の新入生は、計167人。このうち、国家二級課程の「サービスエンジニア学科」が88人で、前年の6割増の学生を迎え入れた。「一級自動車整備学科」には44人、「研究開発学科」35人が入学した。8日の入学式で勝田校長は、「夢や目標を見定め、未来に向かって一緒にチャレンジしよう」と、メッセージを贈った。

カテゴリー 会議・審議会・委員会
対象者 大学・専門学校,自動車業界

日刊自動車新聞4月10日掲載