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自動車産業インフォメーション

2018年1月22日

引き続き主要テーマは「自動運転」「電動化」 2018年新春 自動車部品・素材・ソリューション特集 

100年に1度の変革期を迎えたと言われる自動車業界。メガトレンドの自動運転や電動化に関連した技術開発が加速するのに伴い、部品メーカーの存在感が高まっている。自動車メーカーの開発領域が広がり、投資負担が重荷になる中で、部品メーカーに仕事を任せる動きが顕在化してきたためだ。

昨年はモーターや電池など電動化を軸とした自動車メーカーとサプライヤーによる大型連携が相次ぐなど業界再編が進んだ。今後も部品メーカーの役割は重要性が増すと予想されるが、各社には独自技術を生かした新たな製品開発とともに、他社との連携強化など柔軟な対応も求められる。

日本自動車部品工業会(志藤昭彦会長)がまとめた2017年度上期の経営動向によると、上場部品メーカー78社の17年度上期は増収増益となった。通期も多くが増収増益を見込むが、米国市場など先行き不透明感が強まっている。

日刊自動車新聞1月18日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本自動車部品工業会(部工会)

対象者 自動車業界