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2024年3月07日

後部座席シートベルト着用率、一般道路で過半数届かず JAF全国調査

日本自動車連盟(JAF、坂口正芳会長)が発表した「シートベルト着用状況全国調査」によると、2023年は後部座席の着用率が2002年の調査開始以来、過去最高となったが、いまだ半数に届かなかった。一般道路は前年比0・8㌽増の43・7%、高速道路は同0・7㌽増の78・7%だった。一方、運転席の着用率は一般道路が同0・1㌽増の99・2%、高速道路等で前年と同じ99・6%となった。

JAFは、「後席でのシートベルトの着用義務化から10年以上経過したが、依然として前席に比べて着用率が低い状態で推移している」とし、「改めて後席での着用の重要性が十分に浸透されていないことを示す結果になった」としている。調査は警察庁と合同で、23年10月から11月までの期間に全国885カ所で実施した。

カテゴリー 交通安全
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞3月6日掲載