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2018年1月15日

経産省・国交省 トラック隊列走行を実証 新東名で車間距離を自動制御

経済産業省と国土交通省は、新東名高速道路で大型トラックの隊列走行実験を行うと発表した。

まずは車間距離を自動制御する方式を試し、来年度には操舵も含めて自動化した方式を試す。2020年度には新東名の一部区間で実用化したい考えだ。

今回はCACC(協調型車間距離維持システム)を使った隊列走行を実証する。CACCは先行車の制御情報を後続車に車車間通信で送り、車間距離を一定に保つもの。前走車とほぼ同時に加減速ができるなど、一般的なACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)よりきめ細かく車間距離を制御できる。

後続車のドライバーはハンドル操作だけ行う。いすゞ自動車、日野自動車など国内4社のトラックにCACCを搭載し、このうち3台で隊列を組んで新東名の浜松サービスエリアから遠州森町パーキングエリアまでの片道約15㎞を1日2往復する。23日から3日間試した後、高低差の多い北関東自動車の壬生PA~笠間PAの50㎞でも今月末から3日間、実証する。

日刊自動車新聞1月15日掲載

カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日,交通安全
主催者

経済産業省、国土交通省

開催地 新東名高速道路、北関東自動車
対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

http://www.meti.go.jp/press/2017/01/20180112002/20180112002.html