三菱自動車は２９日、京都製作所（京都市右京区）で設立８０周年記念式典を開いた。加藤隆雄社長兼ＣＥＯ（最高経営責任者）は「エンジンの一貫生産を担う京都製作所は、プラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）に代表される電動車のエンジンを供給する役割を担う」とし「技術に磨きをかけ、電動化の時代においてもパワートレインのグローバルな製造拠点として社会に貢献する」と語った。

式典には西脇隆俊京都府知事や門川大作京都市長らも参加し、祝辞を述べた。京都工場、滋賀工場で構成する同製作所は１９４４年１月の設立。国内外の完成車工場に完成エンジンやノックダウン（ＫＤ）部品を供給しており、エンジン生産台数は２０２３年１２月に累計４千万台に達した。

日刊自動車新聞1月30日掲載