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2024年1月17日

24年度の自賠責保険料、23年度と同額に 電動キックボードなど新設

金融庁の自動車損害賠償責任保険審議会(自賠審)は15日に開いた会合で、2024年度の自賠責保険料を23年度と同額に据え置く方針を決めた。合わせて、電動キックボードなど「特定小型原動機付自転車」を対象にした区分を新設することも決めた。自賠責保険料の料率は19日の次回会合で議論する予定だ。

自賠審は、毎年4月から適用する新たな自賠責保険料の料率(保険金額に対する保険料の割合)を、損害保険会社が加盟する損害保険料率算出機構(早川眞一郎理事長)が提出した基準料率を踏まえて決めている。23年度は自賠責保険料を全車種平均で11・4%引き下げた。

電動キックボードなどはこれまで、原付として扱われてきた。特定小型原付の自賠責保険料は今後詰めるが、原付扱いと比べて約10%安くなる見通しだ。

カテゴリー 会議・審議会・委員会
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞1月17日掲載