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2024年1月12日

「自賠責制度を考える会」福田座長 国交省「交通文化賞」受賞

交通事故の被害者団体などでつくる「自動車損害賠償保障制度を考える会」の座長を務める日本大学危機管理学部危機管理学科の福田弥夫教授が、国土交通省の「交通文化賞」を受賞した。自賠責制度を通じた被害者救済の充実や、共助の仕組みで被害者救済を行う同制度の重要性を国民に浸透させる取り組みなどの功績が認められた。

交通文化賞は、交通分野などにおいて公的活動や研究活動などを通じ、日本の交通文化の向上に貢献した有識者らを表彰するもので、1953年に創設された。福田教授は11日に国交省で開かれた表彰式に出席し、斉藤鉄夫国交相から表彰状を受けた。

福田教授は運輸省(現国土交通省)の大臣懇談会のメンバーとして参画して以降、約26年にわたって自賠責制度の改正や被害者救済の充実などに携わってきた。表彰式では「研究者として自分が考える(自賠責制度の)仕組みや方向が実際に条文化されて動き出し、うまくフォローアップもできていることは非常にありがたく、研究者としてはこの上のない喜びだ」と語った。

カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞1月12日掲載