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2024年1月10日

自動車5団体が賀詞交歓会 一致協力して難局に挑む

日本自動車工業会(自工会、片山正則会長)などの自動車5団体は5日、ホテルオークラ東京(東京都港区)で新春賀詞交歓会を開いた。1日付で自工会のトップになった片山新会長は冒頭のあいさつで「名実ともに今日から自工会の新体制が始まる。チームで取り組む形を進化させ、副会長や理事と一致協力してこの難局を乗り越える」と述べ、物流の2024年問題や電池・半導体の調達力確保など自工会が掲げる「7つの課題」に全力で取り組む考えを示した。

賀詞交歓会には自工会と、日本自動車部品工業会、日本自動車車体工業会、日本自動車機械器具工業会、日本自動車販売協会連合会の会員企業や関係者らが参加した。

片山会長に12月末でたすきを渡した豊田章男前会長は「会長職は『神輿(みこし)』と言われるが、神輿には車という字が入っている。担ぐべきは会長職ではなく、自動車産業そのものだ。その思いで550万人の神輿を担いできた」と、在任中の思いを振り返った。また「『優』という字は人を100回愛すると書く。同じ日本人、同じ地球に生きる人たちやこれから生まれてくる子どもたちへの愛が溢れる年になることを祈っている」と述べた。

カテゴリー 会議・審議会・委員会
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞1月9日掲載