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2023年11月29日

ホンダ 運転支援「ホンダセンシング360+」開発、高精度地図を採用

ホンダは17日、先進運転支援システム「ホンダセンシング360+(サンロクマルプラス)」を開発したと発表した。既存のセンサーシステムにドライバーモニタリングシステムや高精度地図を組み合わせ、ドライバー異常時対応やハンズオフ走行、追い越し支援機能などを実現する。中国を皮切りに2024年からグローバルで展開する。

22年に中国で発売した「CR―V」から搭載を始めた「ホンダセンシング360」をアップグレードした。冗長性を確保するためのLiDAR(ライダー、レーザースキャナー)は搭載していないため、「レジェンド」に搭載した「レベル3」(条件付き自動運転)のシステムではないが、コストを抑えて運転支援機能を大幅に向上した。

ドライバー異常時対応やハンズオフ走行、追い越し支援機能、カーブ路外逸脱早期警報機能、降車時車両接近警報なども搭載する。中国では「アコード」から適用を開始する。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞11月20日掲載