2023年11月29日
ナスバと日本自動車会議所 事故被害者らが制作した作品展覧会
自動車事故対策機構(ナスバ、中村晃一郎理事長)は、日本自動車会館(東京都港区)で交通事故の被害者やその家族らが制作した絵画や書道作品などの展覧会「ナスバギャラリーIN東京」を開始した。日本自動車会議所(内山田竹志会長)と共催するもので、作品を通じて事故被害者らの思いを広く発信し、交通安全の徹底を呼び掛ける。
今回の展覧会では37作品を展示。自動車事故で脳を損傷し、重度の意識障害を負った人が療護センターでのリハビリの一環として創作した作品もある。
28日に会場を訪れた中村理事長は「今後も展覧会などでナスバが交通事故被害者らに提供する支援の周知に一段と取り組む」と述べ、支援制度の利用拡大に向けて広報活動に力を入れるとした。作品は同会館1階に展示。12月1日まで実施する。
カテゴリー | 会議所ニュース,展示会・講演会 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞11月29日掲載