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2023年11月21日

ホンダ自動車販売店協会とホンダ 「四輪サービス技術コンクール」開催

ホンダ自動車販売店協会(髙田靖久会長)とホンダは15日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「ホンダ四輪サービス技術コンクール」を開いた。予選を勝ち抜いた全国のホンダディーラーのサービススタッフ96人が出場。顧客対応力を競う「フロントアドバイザ(FA)」部門ではホンダカーズ東京中央(笠原琢社長、東京都世田谷区)野沢店の田島康彦選手が、整備技術を競う「サービスエンジニア(SE)」部門はホンダ四輪販売北海道(ホンダカーズ北海道、塚本真也社長、北海道江別市)月寒羊ヶ丘店の高島竜矢選手が最優秀賞を獲得した。

同大会はサービススタッフの人材育成や相互研さんを目的に毎年開催している。2022年まではチーム戦の法人部門も実施していたが、スタッフに求められる技術の進化や変容を踏まえ、今回から2部門に変更。また、これまでのホンダ系列の整備専門学校から会場を切り替え、東京ビックサイトで初開催した。

23年の地方予選には前年比56人増の計1万2887人が参加。ブロック大会を勝ち抜いた両部門48人ずつ、計96人の選手が会場に集まった。

FA部門はまず、12カ月点検で来店した顧客を想定したロールプレーイングで、用品の提案力や車への疑問に対する説明力を競った。この上位2選手が、トップの座をかけて決勝に挑んだ。SE部門は高圧デバイスとバッテリーを一体化したユニットの部品交換作業と、SUV「ZR―V」の故障診断が行われ、整備技術の正確さと速度が問われた。

表彰式では、国内営業トップの高倉記行日本統括部長が、最優秀選手に金メダルを手渡した。高倉統括部長は「サービススタッフは顧客を守る活動において、名実ともに拠点の主役」とし、ディーラーにおける整備事業の重要性を強調した。

カテゴリー 展示会・講演会
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞11月17日掲載