2023年11月06日
ボードリー 自動運転EV「ミカ」、ナンバープレート取得
ソフトバンク子会社で自動運転サービスを手がけるボードリー(佐治友基社長兼CEO、東京都港区)は、同社が販売代理店を務める自動運転電気自動車(EV)の「MiCa(ミカ)」がナンバープレートを取得したと発表した。同車両は「レベル4」(特定条件下における完全自動運転)に対応し、ハンドルを持たない。2023年度中に全国6カ所で公道での実証実験に取り組むとともに、同年度中に15台の販売を目指す。
同社は、ミカを製造するエストニアのオーブテックと連携し、日本仕様モデルを開発した。メーカーと関係省庁、自動車技術総合機構との議論を経て、保安基準に適合し、輸入から約6カ月で公道走行が可能になったという。9月には神戸市須磨区でレベル4相当での運行に取り組んでいた。今後、同社の運行管理システムを用いて実証を重ね、車両の活用を推進していくという。
また、同社は羽田イノベーションシティ(東京都大田区)で自動運転バス運行事業のレベル4認証取得を目指している。国土交通省関東運輸局から10月までに認可を受けており、運行開始に向けて公安委員会からの認可取得に取り組むという。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞11月2日掲載