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2023年11月01日

ジャパンモビリティショー 整備関連企業も趣向凝らして出展

5日まで開催中の「ジャパンモビリティショー2023」には完成車や部品だけではなく、整備関連企業も出展している。展示も電気自動車(EV)など電動モビリティ主体に変わり、ベンチャーやスタートアップ企業も名を連ねている。ハンドツールメーカーの京都機械工具(KTC)は将来ビジョンとともに歴史をPR。「新たな出展者やユーザーにブランドを知ってもらう機会にしたい」(KTC担当者)と従来のショーとは違う趣向を凝らしている。

多数の電動モビリティの出展を見据えて、整備機器のアルティア(浜本雅夫社長、東京都中央区)はEV整備やバッテリー関連機器を中心に展示した。参考出品も含めて充放電から診断・点検、セルやモジュールの保守整備までの一連の機器を紹介した。同社はブランドごとのカスタマイズ開発も手掛けており、「ベンチャー企業などのアフターサービス体制の構築に貢献できれば」(アルティア担当者)としている。

そのほか、東日製作所(辻修社長、東京都大田区)が生産向けの協働ロボットやハンドツールの締め付けトルクデータの管理システム、デジタル式のツールなどを展示している。

カテゴリー 展示会・講演会
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞11月1日掲載