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2023年9月21日

「札幌モビリティショー2024」 札幌ドームで来年1月開催

2024年1月19日~21日に「札幌モビリティショー2024」が札幌ドームで開催されることが決まった。北海道や北海道新聞社などで組織する初の実行委員会が札幌市内で開かれ、10月の「ジャパンモビリティショー」同様、従来よりも幅広業種の企業の出展を目指していく方針を確認した。

「札幌モーターショー」から名称を変更した。国内の「モーターショー」はこれまで、日本自動車工業会が主催する「東京モーターショー」が開かれた後、名古屋市、大阪市、福岡市、札幌市など各地で地元企業などが開催してきた。2023~24年に掛けて開催される今季は、東京が「ジャパンモビリティショー」へと名称を変更し、内容も刷新する。各地のモーターショーでも新たなショーの形を模索していくことになる。

14日に開かれた札幌モビリティショーの実行委員会で委員長を務める宮口宏夫北海道新聞社社長は「ジャパンモビリティショーに続き、名古屋、大阪、福岡でもモビリティショーとして新たな形で展開する。札幌もこの潮流に乗る。

自動車産業を中心としモビリティ産業の新たな魅力と可能性をアピールし、かつ北海道の地域性を踏まえた内容を道内外に広く発信したい」と意気込みを語った。

自販連札幌支部など自動車関連団体も出席した実行委員会の初会合では開催コンセプトや主な展示内容なども決めた。車両や車両関連用品を展示するゾーンなど従来の枠組みによる出展のほか、金融やIT、素材などに関連する企業にも出展を呼びかけていくという。

12年に初開催した「札幌モーターショー」は札幌ドームを会場に2年に1度開催してきた。22年の前回はコロナ禍により中止となったため、モビリティショーへと衣替えする24年は4年ぶりの開催となる。20年開催は3日間で9万599人が来場した。

カテゴリー 展示会・講演会
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞9月20日掲載