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2017年12月20日

国交省、二輪車高速道路乗り放題拡充 来春から首都圏以外でも

国土交通省は19日、二輪車向けの高速道路料金を地域限定で定額にする「ツーリングプラン」を拡充し、首都圏以外も含めて来春、実施する意向を明らかにした。今年、初めて試行した首都圏では約5万件の利用実績を集め、通年実施要望なども寄せられた。このため来春へ向け、具体策の検討に入る。

自民党で19日開かれた「二輪車問題対策プロジェクトチーム」で国交省が利用実績を示した。「首都圏ツーリングプラン」は、東名や東北道、東関東道など都心から片道150キロメートル程度の4地域で最大2日間、2500円で地域内の乗り降りが自由になるもの。7月半ばから11月末まで実施したところ、5万1335件の利用実績があった。方面別では関越道・上信越道・東北道コースが最多で2万1355件、次いで東名・中央道コースが1万8711件、東北道・常磐道コースが7322件などだった。利用アンケートによると、利用者の7割以上が40~50代でツーリング利用が9割以上を占めた。同プランがなくてもだかけたかどうか聞いたところ「出かけなかった」「主に一般道を利用した」の答えがケイ割ほどあり、プランが高速道路ツーリングの契機になったことが伺える。

日刊自動車新聞12月20日掲載

開催日 2017年12月19日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日,会議・審議会・委員会
主催者

国土交通省

対象者 大学・専門学校,一般,自動車業界