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2023年9月08日

ヤマハ発動機と名古屋大 鹿児島・沖永良部島で電動モビリティ実証

ヤマハ発動機は、名古屋大学と鹿児島県沖永良部島の知名町、和泊町とともに、カーボンニュートラル(二酸化炭素排出量実質ゼロ)の実証を始めると発表した。ヤマハ発が電動モビリティを島民に貸し出し、二酸化炭素(CO2)削減効果の測定や電動車の普及課題を分析する。交通データの分析に強みを持つ名古屋大学との協業で電動モビリティの普及に向けたノウハウを蓄える。

8月10日に連携協定の締結式を開いた。まず、第一段階としてヤマハ発の電動スクーター「E01」を1年間にわたり知名町の町職員に貸し出す。同時に人流や既存のモビリティを含めた島内の車両移動データを蓄積し、23年度内に電動モビリティの普及に向けた課題を洗い出す。この課題を踏まえ、24年度の実証内容を詰める。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞9月2日掲載