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2023年8月08日

東日本三菱と大島町 地域共創で連携協定、EV活用し安全・安心な環境提供

東日本三菱(長田昭夫社長)は、東京都大島町(坂上長一町長)、東京電力パワーグリッド(金子禎則社長)と「地域循環共生圏の実現に向けた共創に関する連携協定」を締結した。2023年1月に東京都大島町と東京パワーグリッドが防災、環境、エネルギー分野で連携し、新島村が抱える課題解決を目的に締結した協定に同社が賛同して新たに参画したもの。

同社は、大島町で電気自動車(EV)を普及させることを通じて安心・安全に暮らせる街にするための取り組みとして「EVで島をMOTTO元気にプロジェクト」を立ち上げた。特に、年々被害が大きくなる自然災害による停電が発生した際に、復旧までEVから電力を確保・活用できる環境を提供する。また、海に囲まれた環境により、重度な塩害地域であることもあり、同社は中古軽EVと外部給電装置の販売を担当する。

締結式に出席した坂上町長は「今年1月の連携協定に続き、東日本三菱にも協定に加わってもらえるのは心強い」などとあいさつした。続けて、東京電力パワーグリッドの須藤義嗣東京総支社長が「今回の協定により、3者で共通の目標を掲げ、力を合わせて地域の発展に貢献したい」と話した。長田社長は「大島町の協力のもと、東京電力パワーグリッドとともに、地域の発展に役立てるように努めたい」と述べた。

カテゴリー 社会貢献
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞8月4日掲載