日産自動車は8日、2018年1月15日から電気自動車（ＥＶ）を使用したカーシェアリングサービス「e-シェアモビ」を開始すると発表した。現在、会員を募集している。

「e-シェアモビ」は日産カーレンタルソリューションとの共同事業で、ＥＶの電動化技術と自動運転サポートなど知能化技術を体感できる新しいカーシェアリングサービス。サービス開始時は、「リーフ」と「ノートe-パワー」が利用できる。自動運転技術「プロパイロット」（リーフのみ）やステアリング、アクセル、ブレーキなどの操作を自動制御する「プロパイロットパーキング」（同）、上空から見下ろしているような映像でスムースな駐車をサポートする「インテリジェントアラウンドビューモニター」などの機能によりドライバーの運転をサポートする。さらに、万一の事故時に備えて、ドライブレコーダーも全社に搭載する。月額料金は18年7月末まで無料で、時間のみの課金料金システムのため、サービスの利用頻度に関係なく入会しやすい会員制度としている。

同サービスは、18年1月に約30のステーション（東京、神奈川、静岡、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山など）からスタートし、他の都道府県にも順次拡大する。

交通毎日新聞12月14日掲載