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2023年7月24日

東京都 ゼロエミッション車の魅力発信、丸の内で啓発イベント開催

東京都は、千代田区の丸の内・行幸通りでゼロエミッション車(ZEV)の魅力や情報を発信するイベント「E─Tokyoキックオフ」を開催した。5月26日から開始した都民のZEVへの共感獲得と脱炭素化への機運醸成を目指すキャンペーン「トーキョーZEVアクション」の第1弾イベントとして企画。オープニングステージには小池百合子都知事が登壇し、ZEVのPRや来年3月に都内で開催が決定した「FIAフォーミュラE世界選手権東京大会」の告知などを行った。

特設会場には各自動車メーカーが電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド(PHV)、電動二輪車などを展示したほか、東京都のZEV補助金の施策をチラシなどで案内した。また、子ども向け体験ブースなどが開設されたほか、日産の「フォーミュラE」車両も展示し、多くの来訪者の注目を集めた。

セレモニーで小池都知事は「毎日の生活の足を支えているモビリティに、大きな変革の流れが来ている。皆さんには変化を体感して、どう対応していくかを考えていただきたい」と述べ、同イベントを来年3月までに計3回開催することも告知した。また、レーシングドライバーの脇阪寿一さんらが、フォーミュラEの魅力について語った。

地元ディーラーとして出展したトヨタモビリティ東京(TM東京、佐藤康彦社長)は、トヨタの燃料電池自動車(FCV)「ミライ」を展示し、隣の人形すくい会場の流れるミニプールへ給電した。

また、FCVの動く仕組みを実験や水素ラジコンカーを使って学べるワークショップ、ミニ水素カー「FC─PIUS」乗車体験コーナーを開設し、多くの子どもが参加した。同社は東京都と連携した地域貢献活動に取り組んでおり、今回はFCVのPRを幅広い世代に向けて行った。

カテゴリー 展示会・講演会
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞7月24日掲載