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2023年6月21日

日本オートオークション協議会 会長に荒井寿一氏(荒井商事会長)

日本オートオークション協議会(NAK、海津博会長)は、都内で「第15回定時総会」を開催し、2023年度の事業計画などが承認された。また、任期満了に伴う役員改選を行い、荒井寿一氏(荒井商事会長)が新会長に就任した。

23年度の事業計画では、引き続き中古車の走行メーター管理システムの適正な運営に注力するほか、中古車業界全般の諸問題対策に注力することが確認された。

また、新たな重要施策として、並行輸入中古車における走行距離虚偽申告対策として、米国で利用されている走行メーター管理システム「CARFAX」「AUTOCHECK」を活用するよう周知していく。また、10月からインボイス制度が施行されるのに合わせ、オークション会場での対応準備が遅滞の無いよう進捗確認を行っていくこととした。

荒井会長は就任のあいさつで、「重責ではあるが、コロナ禍で十分にできなかった諸活動を復活させることを自身の役割として尽力していく。特にメンバーの交流については、コロナ禍以前にも増して行っていく」と抱負を述べた。

カテゴリー 人事,会議・審議会・委員会
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞6月20日掲載