2017年12月4日
日本自動車輸送技術協会が調査研究発表会で視認性向上とASVを報告
日本自動車輸送技術協会(下平隆会長)は11月10日、東京全ト協ホールで第29回調査研究発表会を開催した。今回は車載カメラとドライブレコーダーを主なテーマに調査報告と講演を行った。
発表会では、国土交通省自動車局津野真生審査・リコール課長が「最近の自動車技術行政」と題して講演を行い、続いて、事業者アンケートなどをもとに「バス・トラックの視認性向上等に関する実態調査結果」を報告した。
調査報告書によると、回答事業所のASV技術導入状況は、被害軽減ブレーキがバス79%、トラック53%、ふらつき注意喚起装置がバス74%、トラック41%、車線逸脱警報装置がバス76%、トラック43%、車両安定制御装置がバス50%、トラック21%といずれもバスのほうが高かった。
今回で3回目となる「優れた考案による事業改善活動に対する表彰」は、東京都交通局の「バス車両整備版ハザードマップ」と東急バス小坂橋正氏のインジェクター用スライディングハンマー」が受賞した。
交通毎日新聞11月20日掲載
開催日 | 2017年11月10日 |
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カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日,交通安全 |
主催者 | 日本自動車輸送技術協会 |
対象者 | 自動車業界 |
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