2023年5月12日
CJPT 国会議員ら招き、燃料電池小型トラック試乗会開催
トヨタ自動車、いすゞ自動車などが出資するコマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ(CJPT、中嶋裕樹社長)は8日、燃料電池(FC)小型トラックの試乗会を国会議員や物流事業者向けにいすゞの藤沢工場(神奈川県藤沢市)で開いた。参加者からは、静粛性や加速性能を評価する声が聞かれた。
いすゞの旧型「エルフ」をベースにトヨタの燃料電池システムを搭載した。CJPTが今年から福島県や東京都で始めた実証実験で実際に使われている。いすゞは、新型エルフに電気自動車(EV)を設定しているが、急速でも満充電に1~2時間かかるEVトラックと比べ、FCトラックは10分程度で水素をフル充てんできる点が特徴だ。
試乗会には、自民党「水素社会推進議員連盟」「トラック輸送振興議員連盟」の国会議員、全日本トラック協会の会員事業者らが参加した。
カテゴリー | 展示会・講演会 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞5月9日掲載