2023年4月20日
日本自動車工業会 50年脱炭素達成へG7加盟国の自工会と方向性確認
日本自動車工業会(自工会、豊田章男会長)は4日、2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)達成に向けた方向性を主要7カ国(G7)の自動車工業会と再確認したと発表した。以前から、豊田会長は「カーボンニュートラルへの山の登り方は一つではない。多様な選択肢を提供する必要がある」と述べている。こうした方向性について、5月に広島でG7サミットが開かれることを前に、G7各国の自動車工業会間で再認識した。
G7の自動車工業会は、欧州、イタリア、米国、カナダ、フランス、英国、ドイツ。カーボンニュートラルの達成には、新車だけでなく、使用中の自動車も二酸化炭素(CO2)の排出を削減する必要がある。電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)などCO2の直接排出量をゼロにする技術や、合成燃料などカーボンニュートラル燃料などでCO2排出量を相殺するエネルギーを用いる内燃機関車などの技術進展などを改めて確認した。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
---|---|
対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞4月6日掲載