2023年3月22日
日産 後付けタイプ「車内置き去り防止支援システム」開発、6月発売
日産自動車は17日、後付けタイプの「車内置き去り防止支援システム」を6月に発売すると発表した。幼児通園専用車「キャラバン」と「シビリアン」向けに開発した。取り付けは各販売会社が担う。価格は、工費を含めて政府による補助金(1台当たり上限17万5千円)の範囲内になる予定。
乗務員などが確認後に操作する「リセットスイッチ」と置き去りになった幼児が緊急時に車外に知らせる「SOSスイッチ」で構成する。
エンジン停止後、運転者や乗務員に音声案内で車内の確認を促す。乗務員などが車内を確認後、車両最後部に設置したリセットスイッチを押すことで音声案内が停止する。音声案内から一定時間が過ぎてもリセットスイッチが押されない場合は、ホーンが鳴り、ハザードランプが点滅する。
幼児が取り残された場合はSOSスイッチを押し、ホーン吹鳴、ハザードランプの点滅で車外に知らせる。集中ドアロック機構が付く車両の場合、SOSスイッチを押すと連動してドアロックが解除されるようにもした。
カテゴリー | 交通安全 |
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対象者 | キッズ・小学生,自動車業界 |
日刊自動車新聞3月18日掲載