2023年3月08日
パナソニックなど クルマと自転車が相互通信、出会い頭の事故予防
パナソニック傘下のパナソニックサイクルテック(稲毛敏明社長、大阪府柏原市)は1日、トヨタ自動車や京セラなどと連携し、自転車と自動車間の通信を活用して出合い頭の交通事故を防ぐ実証実験を始めた。2025年以降の実用化を目指す。
京セラの横浜中山事業所(横浜市緑区)のテストコースで報道向けに実証を公開した。ITS(高度交通情報システム)対応のビーコン(受発信器)を装着した自転車と自動車をそれぞれ用意し、見通しの悪い交差点で車車間通信の信頼性や使い勝手などを検証する。互いに接近通知を出して注意を促すほか、自転車側はボタン操作で停止した自動車に「お礼」もできる。
カテゴリー | 交通安全 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞3月2日掲載