2023年3月01日
三菱自動車 英IT企業と国内初のスマート充電サービスで協業
三菱自動車は2月22日、英国のIT企業カルーザ(スコット・ニューマンCEO、ロンドン市)と、スマート充電サービスの開発を進めると発表した。三菱自のプラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」とコネクテッドサービスを活用し、実証実験を行う。
スマートフォンのアプリから指示すると、車の使用開始までに、再生可能エネルギーの多い時間帯を見計らうなどして最適なタイミングで充電する。二酸化炭素(CO2)排出量の削減に貢献するサービスの提供を目指す。
サービスはカルーザが持つプラットフォームを活用する。充電コストの節約状況をアプリ上で確認する機能も設ける。このようなサービスを実現する場合、従来は通信機能がついたスマート充電設備が必要だった。新たな仕組みはそれを不要とし、車両側ですべて制御する形になる。三菱自によると、こうした形式は日本で初めてという。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞2月24日掲載