2023年2月09日
東京都 都営バス、バイオマス燃料「サステオ」使用で運行
ユーグレナ製のバイオマス燃料「サステオ」を使用した都営バスの運行が1月25日に始まった。東京都交通局小滝橋自動車営業所(中野区東中野)管内の7路線を走る58両のバスにバイオマス燃料を使用する。運行期間は約1カ月間。
小池百合子都知事は同日都庁で開いた記者会見で「地球環境にやさしいエネルギーをみんなで定着させていくスタートにしたい」と環境負荷低減に向けた選択肢としてバイオマス燃料への期待感を示した。
サステオはすでに他県の路線バスのほか、さまざまな移動手段の燃料として活用されているが、ユーグレナの出雲充社長によると「今回のような規模で使用されるのは初めて」という。都営バスは2割のバイオ燃料を混合したディーゼル燃料60㌧分を1カ月かけて使用し効果を確認する。
カテゴリー | 会議・審議会・委員会 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞1月30日掲載