2023年1月24日
都市再生機構(UR) 東京都内の賃貸住宅にEV用充電器を初設置
都市再生機構(UR)は、管理している東京都内の賃貸住宅に、電気自動車(EV)用充電設備を1月下旬に設置すると発表した。都内のUR賃貸住宅の駐車場に、充電設備を設置するのは初めて。
集合住宅向けEV用充電サービスを手掛けるユアスタンド(浦伸行社長、横浜市中区)と連携。電気料金の変動に合わせて充電料金を変えるダイナミックプライシングを採用することで、充電タイミングを電力需給に余裕のある時間帯に誘導する。
西東京市と東久留米市にまたがる大規模団地「ひばりが丘パークヒルズ」の駐車場2台分に、出力6㌔㍗の普通充電器を設置し、ユアスタンドがサービスを提供する。まずは試験的な運用に位置付け、入居者に貸し出す。
URは、今回の試験運用を踏まえ、全国で管理している賃貸住宅に本格展開していきたい考えだ。URでは2011年2月、横浜市中区の団地「プロムナード本牧」にEV充電器を設置した。現在も運用しているが、充電器設置の拡大にはつながっていなかった。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞1月17日掲載