モビリティテクノロジーズ　タクシーＥＶ化へプロジェクト開始

タクシーアプリ「ＧＯ」などを提供するモビリティテクノロジーズ（東京都港区、中島宏社長）は１２日、「タクシー産業ＧＸプロジェクト」を始めると発表した。

発表会には小泉進次郎衆院議員や丸川珠代参院議員、全国ハイヤー・タクシー連合会川鍋一朗会長なども出席した。小泉議員は「街中で目にするタクシーをＥＶ化することはインパクトが大きく、日本の脱炭素化の後押しになる」と語った。

同プロジェクトは、新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ、石塚博昭理事長）の支援も受ける。エネルギーマネジメントシステムの構築や、２０３１年までに最大２５００台のＥＶリース車両の導入および２９００台分のＥＶ充電設備の配備などを計画する。これらの取り組みにより、２７年までに二酸化炭素（ＣＯ２）排出を年間３万トン減らす。