2022年11月02日
自工会二輪車委員長 バイクブーム継続へ、利用環境改善を推進
日本自動車工業会(自工会、豊田章男会長)の日髙祥博副会長兼二輪車委員長(ヤマハ発動機社長)は、10月26日に開いたメディアミーティングで「バイクブームを一過性のものにしない取り組みが重要だ」と述べ、駐車場の整備をはじめとする利用環境の改善を推進する考えを示した。
2021年の国内二輪車販売台数は前年比13・7%増の41万6千台と6年ぶりに40万台を突破。コロナ禍などを契機に二輪車の魅力が再認識されたことで、特に若者や女性ライダーが増加した。
一方、都市部での二輪駐車場不足の問題は解消されておらず、自工会が21年に実施した調査では、東京23区内のライダーの51%が「駐車場に困った経験がある」と回答した。
自工会では自治体との連携強化などを通じて駐車場の整備を進め、市場活性化につなげていきたい考えだ。
カテゴリー | 会議・審議会・委員会 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞10月27日掲載