2022年10月14日

ＪＡＦ　運転技量の正確さ競う「オートテスト」、全国一斉開催

日本自動車連盟（ＪＡＦ、坂口正芳会長）は、運転技量の正確さを競うマイカーで参加可能なモータースポーツ「全国一斉オートテスト」の参加者を募集している。１１月３日に北海道から九州まで８カ所のサーキットや駐車場で催すイベントで、ＪＡＦが複数地域で競技を同時開催するのは初めて。参加は１６日までＪＡＦモータースポーツサイトで受け付ける。

オートテストは英国発祥の伝統的なモータースポーツ。スラロームやＵターン、車庫入れなどがあるコースで正確な走りを競う。コースミスなどによる減点が最も少ない人が優勝となる。

日本では２０１５年に導入された。他のＪＡＦ公認モータースポーツと比べ、低い走行速度で腕前を競う。競技用の改造なしにマイカーで出場できる。レースライセンスも不要で、出場後には自動車競技用「Ｂライセンス」を申請できる。ＪＡＦ会員の参加費は九州地区が２千円、その他４千円。募集人数は各会場最大５０人で、関東地区のみ３０人。