愛知県自動車会議所（山口真史会長）は１０月１４、１５の両日、名古屋市の中区と熱田区にまたがる金山総合駅連絡橋イベント広場で「第１５回自動車なんでも無料相談所」を開設する。相談所開設は新型コロナウイルスの影響により３年ぶり。同会議所の加盟団体や行政、関係機関などが参加。感染防止の観点から参加型のゲーム仕立ての啓発コーナーは取りやめる。

入場者を少人数に限定した相談コーナーでは例年同様、車に関するさまざまな疑問に答える。また、オープンスペースには、つくばの研究施設で衝突実験に使用された実験車両と実験映像を紹介し、事故被害の悲惨さを伝える。

同相談所は健全な車社会の実現や、社会貢献、交通安全啓発、業界に対する消費者の理解を深めることなどを目的に開設する。子供から高齢者までさまざまな年代に向けて、車に関する情報を発信している。また、来場者の相談には専門家の相談員をそろえたコーナーを設け、無料で対応する。

相談員は、愛知運輸支局や自動車技術総合機構、軽自動車検査協会、自動車関係団体の役職員、弁護士が務める。自動車の適正な利用方法や、検査登録手続き、自動車関係諸税、交通事故・保険関係、運送事業など、消費者の自動車に関するあらゆる疑問や悩みを解消し、有益な情報を提供する場とする。

日刊自動車新聞9月16日掲載