トヨタ自動車はスポーツカー「スープラ」を一部改良し、６速の手動変速機（ＭＴ）モデルを新規設定すると発表した。すでに商談を受け付けており、１０月頃から販売を開始する。顧客からの強い要望に応えたもので、上位グレードの「ＲＺ」に用意。クラッチやシフト操作に合わせ、最適なエンジン回転数に制御する「ｉＭＴ」も搭載する。

今回の一部改良では、ステアリングや足回りの改良によりハンドリング性能や乗り心地を向上。シャシー制御系の見直しで操舵性と限界域でのコントロール性も引き上げた。

一部改良に合わせて５０台限定の特別仕様車「マットホワイトエディション」も設定する。専用の外装色やカーボンオーナメントなどを装備。８月２１日までウェブ限定で申し込みを受け付け、９月に商談を開始する。価格はＲＺの６速ＭＴが７３１万３千円（消費税込み）。

日刊自動車新聞7月23日掲載