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自動車産業インフォメーション

2022年7月19日

JAF 日本カーシェアリング協会の災害時支援バックアップ

日本自動車連盟(JAF、坂口正芳会長、東京都港区)は13日、「災害時に寄付車を無償で貸し出す活動」を後押しするクラウドファンディングを同日から9月8日まで実施すると発表した。寄付金の目標額は300万円。集められた寄付金は日本カーシェアリング協会(吉澤武彦代表理事、宮城県石巻市)に寄付する。同協会では災害時支援活動で活用する寄付車の維持管理費と、被災地まで車を運ぶ輸送費の支援に充てる計画だ。

JAFは、2004年から地震や台風で被災した車両の排除や会員からの救援要請に対応するため「JAFロードサービス特別支援隊」を組織し、被災地に派遣している。この活動を通じ、車が無いことで困っている被災者の存在を知り得た。今回のクラウドファンディングで、こうした被災者の生活支援につなげる狙い。

一方、同協会は、移動やがれきの撤去などで車を必要とする被災者に無償で車を貸し出す活動を行っている。14年以降は毎年、集中豪雨や大規模地震などで活動実績があるという。

カテゴリー 社会貢献
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞7月14日掲載